別れさせ屋への依頼にも色々ありますが、その中の一つの「親との関係を解消したい」というものがあります。要は血縁関係を解消したいという依頼内容になるわけですが、そんなことが本当に可能なのでしょうか。こういう関係の場合、無理に切ろうとすると様々な点で障害が発生します。
単純に本人たちの間の関係が険悪になるのももちろんですが、親戚との付き合いなどの面でも問題があります。議論になれば、問題は親子だけの間ではとどまらなくもなるでしょう。親子関係の縁を切るときの難しい部分と言えるでしょう。
ですから、このような関係に第三者からの介入を必要とする人・ケースというものは存在します。そして、そのために別れさせ屋の業者では、多くの場合親子関係の離縁も依頼内容の一つとして扱っているのです。この場合の依頼内容は、通常の依頼とあまり変わりません。
まずは無料での相談を受け、依頼する期間と金額、そして達成したい目標を定めたうえで、工作員が離縁のための工作を行い、できるだけ円満な形になるように離縁を進めていきます。この辺りは、関係の複雑性、険悪さなど(つまり依頼達成の難易度)にも左右される部分があります。
また、親子関係で言えば、復縁、つまりは関係の修復という依頼にも一定の需要があります。色々な理由で軋轢が生じてしまった。ちょっとしたい誤解をときほぐしたいといった場合に、復縁業者に仲介を依頼するわけです。
こちらもまた、関係性によって条件面が変わってきますが、第三者の仲介によって、関係がある種軟化することもまた事実です。どちらの依頼にしても、「親との関係を何とかしたい」というときに業者に依頼をするという点では共通しています。
基本的に、別れさせ屋は人間関係のプロですから、下手に親戚に仲介役を頼むのなら、こちらに頼む方がよりソリッドな策を講じてくれることは確実だと思ってよいでしょう。それなりの費用が必要になるのは覚悟しなくてはなりませんが、「親子関係に一区切りつけた、でもどうにもならない」と思ったときには、選択肢の一つとして考えてみるのも良いのではないでしょうか。