夫婦を離婚させたくて別れさせ屋に依頼する際に、知っておいてほしいこと

投稿者: | 2017年12月18日

■別れさせた後まで面倒は見られない

別れさせ屋に依頼に来る人は、さまざまな悩みを抱えており、それぞれで行われる工作は異なりますが、中でも多いケースは、好きな人がいるけどその人には他に付き合っている人がいるから、その2人を別れさせてほしいという内容です。

別れさせ屋に相談に来る人の中には、好きな人と付き合っている人を別れさせて、自分のものにして絶対に結婚させてほしい、という依頼をする人もいます。
しかし、別れさせ屋の仕事は、2人を結びつけることではなく、あくまで「別れさせる」ことなので、依頼者が対象者と仲良くなって、結婚に導くまで面倒を見ることはできないのです。

■案件によって工作の難易度は異なる

別れさせたい対象者カップルの結びつきの度合いによっても、工作の成功率は変わってきます。
2人の関係が冷めた状態なら成功する確率はとても高いですが、まだ付き合い始めて少ししか経っていなくてラブラブな状態なら、別れさせるのに時間や手間がかかってしまうでしょう。

また、対象者が結婚して夫婦の関係ならば、さらに難しくなるでしょう。
夫婦関係を何年も続けていると、2人の間には切っても切れない縁のようなものがあるので、問題が起こったとしても、離婚までは考えられないのです。
ましてや、夫婦の間に子供がいる場合は、子供への影響を考えて、2人の仲は崩れても離婚はしない、という夫婦もいます。

■リスクがあることを忘れてはいけない

その他にも知っておいてほしいことは、相手の夫婦関係を終わらせる工作をした場合、それが対象者にバレてしまって損害賠償請求をされたり、“公序良俗”に違反すると判断されてしまったりすることもあります。
別れさせ屋の工作は違法行為ではありませんが、結婚している夫婦を別れさせるように依頼する場合は、そのようなリスクがゼロではないことも考慮しないといけません。

■“妊娠”は別れさせるための材料にはならない

不倫相手の子供を妊娠してしまった、というケースもよくあります。
「あなたとの子供ができたから、奥さんと離婚して私と結婚してほしい」と迫れば、絶対に離婚してくれるだろう、と考える人もいますが、妊娠したとしても責任をとってくれない人も結構多いようです。

別れさせ屋に依頼すれば、不倫相手の夫婦を離婚に導く工作をして、依頼者の方へ気持ちを向けるようにします。
しかし、いくらプロの別れさせ屋でも、100%成功できるとは限らないので、全ての責任を別れさせ屋に押し付けてはいけません。