「子供を別れさせたいと、別れさせ屋に依頼する人の気持ちとは」

投稿者: | 2017年9月16日

「子供が今付き合っている人と別れさせてほしい」「こんな人と結婚させたくない」。そう思った親御さんが、別れさせ屋に相談にくるケースがあります。特に多いのが母親であり、時に感情的になりながらも、強引に別れさせようと思う人も多いようです。なぜそんな気持ちになってしまうのでしょうか。

<子供が20代前半だと心配>
子供が20代前半、あるいは10代後半の場合、子供に対しての過剰な心配から相談にくる親が多いです。まだ学生だったとしたら、学業の妨げになってしまうと考えたり、働き始めたばかりなら、今は仕事の集中してほしいと願う人もいらっしゃいます。基本的には、心配だから別れさせたい、と思う親御さんがほとんどです。成人している、あるいはすでに親の手を離れているとはいえ、親にとってはまだ子供です。自分が何とかしないと悪い方向に進んでしまうのではと心配になり、親の務めを果たそうとしているのです。まだ若い年代だと、親の言うことに反発してしまいがちで、言っても聞いてくれません。だから、多少強引な手法を使ってでも、別れさせようとする方がいるのも不思議ではありません。

<子供が30代前後の場合は>
中には、子供が30代前後にも関わらず、別れさせ屋に相談にくる親もいらっしゃいます。それぐらいの年代になれば、親が介入すべきではない、そう思われる方もいるでしょう。ただ、この年齢になると、結婚が絡んできます。今後家族となることになるため、より慎重に相手を見極めなければなりません。「こんな人と結婚したら子供は不幸になってしまう」「うちの家族とは合わない」。そう感じた親が、結婚を決めてしまう前に別れさせようと画策するのです。結婚をすると、その後は家族ぐるみでの付き合いが始まります。だから、親の立場から、より厳しい目で交際相手を見てしまうのです。自分の子供の別れを願い別れさせ屋に依頼する親。傍から見ると不思議な光景ではありますが、どれも子供のことを思っての行動です。もし親にそんなことをしてほしくないと思うのであれば、交際相手も含めて、こまめにコミュニケーションを取るようにしましょう。