別居中の浮気は慰謝料請求できる場合とできない場合がある

投稿者: | 2022年4月28日

別居中の夫が隠れて浮気をしていることに気づいたら、「絶対に慰謝料請求してやる!」と思いたくなりますよね。別居することになった理由はさまざまですが、別居中に浮気されていたら裏切られた気分ですよね。しかし、別居中の浮気は、慰謝料請求できる場合とできない場合があります。別居していても婚姻中であることは変わりないのに、浮気は許されるのでしょうか。

■別居中の浮気で慰謝料請求できる?できない?

別居中の浮気で慰謝料を請求できるのは、「婚姻関係が破綻していない」という場合です。
例えば、夫が単身赴任で別居している場合、夫婦関係に問題はなく破綻しているとは考えられません。そのような状況で浮気をされた場合は、配偶者は心に大きな傷を負うことになるため、慰謝料請求できる可能性が高いです。
また、夫婦関係はあまり良くなくても、関係を修復させるために一時的に別居している場合も、慰謝料請求できることがあります。

一方、慰謝料請求できないのは、離婚前提の別居で浮気をされた場合です。
このような状態は、すでに夫婦の婚姻関係が破綻しており、浮気をされても配偶者が精神的な苦痛を生じることはないと考えられるため、不貞行為とは認められないケースがほとんどです。

■慰謝料請求できない時は別れさせ屋に相談

「もう婚姻関係を続けることはできない」と離婚を前提に別居しているとしても、その間に夫に浮気をされ楽しそうに過ごしていると知ったら許せないでしょう。

そんな時は1人で悩まずに、別れさせ屋に相談しましょう。別れさせ屋はカップルを別れさせるプロなので、夫と浮気相手の関係を終わらせることもできます。2人を別れさせることができれば、慰謝料請求できないとしても、あなたの辛くて苦しい気持ちも晴れるでしょう。
夫が心を入れ替えてあなたのところへ戻り、夫婦関係の修復に繋がることもあるでしょう。

別居している夫婦は、理由はそれぞれ異なります。どんな理由だとしても、婚姻関係が継続しているのに浮気をされたら、多少なりとも傷つくでしょう。慰謝料を請求できる可能性が低い場合は、あなたが悔しい思いをするだけなので、別れさせ屋への依頼も選択肢に入れることをおすすめします。