突然友人から打ち明けられた大切な話。秘密を共有してくれたことはとても嬉しいことですよね。でも、ここで自分の考えを伝えたら、ガッカリされて、もうそのことは話してくれなくなった…という人もいるのではないでしょうか。
恋愛相談を受けた際の心構えと、相手に「相談してよかった」と思ってもらえる効果的な対応のコツを解説します。
■相談を受ける上での心構え
恋愛相談を受ける際の心構えとして最も大切なのは、相談者の気持ちを尊重し、決して軽視しないことです。相談内容は、あなたにとっては些細なことに思えても、相談者にとっては重大な悩みである可能性があります。真剣に耳を傾け、共感する姿勢を持つことが重要です。
また、相談者のプライバシーを守ることも重要です。相談内容を他人に漏らしたり、SNSなどで共有することは絶対に避けましょう。信頼関係を築き、安心して相談してもらえる環境を作るためには、守秘義務を守ることが不可欠です。
そして、相談者の自主性を尊重することも忘れてはいけません。アドバイスはあくまでも提案であり、最終的な決定権は相談者自身にあることを理解しましょう。相談者が自分で考え、決断できるようサポートすることが大切です。
■相手に「相談してよかった」と思ってもらえる5つのコツ
結論を急がない: 相談を受けた時、すぐに結論や解決策を提示したくなるかもしれません。しかし、相談者はまず、自分の気持ちを聞いてほしい、理解してほしいと思っています。
まずはじっくりと話を聞き、相手の気持ちを理解することに徹しましょう。「つらかったね」「大変だったね」など、共感の言葉を伝えることも大切です。
聞き役に徹する: 相手の話を遮ったり、自分の意見を押し付けたりせず、聞き役に徹しましょう。相槌を打ち、適度に質問を挟むことで、相手は安心して話しやすくなります。「どうしてそう思ったの?」「何が一番つらい?」など、相手の気持ちを深く理解するための質問を心がけましょう。
感情に寄り添う: 相談者の感情に寄り添うことが大切です。相手の気持ちを理解し、共感することで、信頼関係を築くことができます。同じような経験をしたとしても、「私も昔そうだった」と自分の話ばかりするのではなく、あくまでも相談者の話に焦点を当てましょう。
アドバイスは求められてから: アドバイスは、相談者から求められた場合にのみ、提供しましょう。そして、アドバイスをする際も、「こうすべき」といった断定的な言い方ではなく、「私だったらこうするかな」「こういう方法もあるよ」といった提案形式で伝えるのがおすすめです。
相談者自身を信じる: 相談者が自分で解決策を見つけられると信じて、サポートしましょう。相談者の自主性を尊重し、自信を持って決断できるよう励ますことが大切です。
■何より「聞く」ことに徹すること
恋愛相談は、相手の心に深く関わるデリケートな問題です。これらの心構えとコツを参考に、相談者に寄り添い、安心して相談してもらえる存在を目指しましょう。そして、相談を受けた後も、相手を気遣い、サポートを続けることが大切です。
相手が求めているのは、対話とか議論ではなく、「この恋を続けるうえで、あなたに側にいてほしい」ということです。「聞く」ことを大切にしましょう。