夫婦が離婚するために別れさせ屋を利用する

投稿者: | 2016年8月19日

実は別れさせ屋を依頼するのは、ターゲットとなる夫婦やカップルの第三者の人とは限りません。なんと当事者から、別れさせてほしいと依頼を受けることもあるのです。離婚することや別れるぐらいは、自分の意思でやればよいことであり、わざわざ費用を払って第三者に依頼することでもないように思えます。でも、世の中にはなかなか簡単に別れられない人がいるのです。

<私利私欲のための別れ>最も多いのが、完全に自分都合で別れたいという人です。特に夫婦に多いのですが、別に好きな人ができて、やはり一人で生きていきたい、など身勝手な理由で離婚を希望します。でも、離婚となるとそれ相応の理由がなければできません。ましてや相手に反対されたら、なかなか離婚調停ができないのです。そこで、相手に無理やり浮気をさせたり、何かしらの落ち度をつくらせて強引に離婚までもっていくという手段を取る人がいます。そしてそのために別れさせ屋に依頼をしてくるのです。別れさせ屋は、工作員をターゲットに近づけて親密になり、浮気を誘発します。その決定的な写真などを依頼人に渡し、それをエサに離婚までもっていくという方法です。完全に私利私欲のための別れであり、ましてや相手に無理やり落ち度を作らせるという、なんとも姑息な手です。ただ、世の中にはそういった利己主義的な人もいらっしゃるのです。

<慰謝料ほしさに>それだけではありません。特に相手に落ち度はないのに、何とか離婚をし、そして慰謝料をもらって自分は楽に暮らしたい、そんなよこしまな考えをする人もいます。そんな人も同様に別れさせ屋に依頼をすることがあるのです。相手を罠にかけて落ち度をつくり、それを元に離婚までかぎつけます。その後慰謝料まで請求するという、なんとも言い難い悪行を行うのです。にわかには信じたくありませんが、これも現実で起こっていることなのです。自分の勝手な都合のために離婚をしたい人が、別れさせ屋を利用することもあります。別れさせ屋も、倫理的におかしいと思っても、依頼を受けた以上は遂行しなければなりません。人間の身勝手さというものは、時に恐ろしくもあるのです。