最近は、誇大広告や虚偽広告が問題になることがあります。インターネットの発達によって、会社のあくどい広告はすぐに広まってしまい、その会社のイメージがダウンしてしまいます。だから企業側も、細かな字で注意書きをしたり、表記にはより一層気をつけるようになりました。しかし、別れさせ屋では、未だに誇大広告をしているところを見かけます。特に成功率詐欺をしているところがあるのです。
<異常な成功率の高さ>
成功率詐欺とは、その名の通り実際の成功率とはかけ離れた、異常なほど高い成功率を広告することです。実際に、別れさせ屋の工作が成功する確率は、さほど高くはありません。中には、調査をし、成功する確率が高そうなものしか工作をしないという会社もあり、もちろんそういった所は成功率は高くなります。ただ、全ての相談を母数とした場合、成功率は極端に低くなります。にも関わらず、「うちはどんな依頼でもやります」「成功率は50%以上」といった宣伝をしているところは、気をつけましょう。実態に合った数値ではなく、虚偽の成功率を出して、顧客を得ようとしているだけの可能性があります。
<大事なのは成功率よりも、担当者の雰囲気や会社の評判>
別れさせ屋で重要なのは、成功率ではありません。その会社の担当者の雰囲気や対応、そして会社の評判です。親身になって話を聞いてくれるか、時には的確なアドバイスをしてくれるか、これは担当者の資質が問われるところです。話をして、何となく違和感を感じたり、怪しい雰囲気を感じた場合は、契約するのはやめた方が無難です。また、事前にネット等で、その別れさせ屋の評判を調べておくのもよいでしょう。
別れさせ屋は、あまり情報をオープンにはしませんが、ネット上では実際に利用した人の評判が掲載されていることがあります。完全に信用するのは危険ですが、情報として持っていくとよいでしょう。成功率が気になる気持ちはあるでしょう。でも、別れさせ工作は一人一人で違いますので、成功率自体あまり意味はありません。高い成功率の広告に惑わされず、その会社の担当者と評判から、しっかりと見極められるようにしましょう。