別れさせ屋を利用する依頼者のケースは多様化していますが、親が自分の子どもに別れさせ屋を利用するというケースも増えてきています。
一体、どういった場合に親は別れさせ屋を利用するのでしょうか。
●学業に専念して欲しい
ひとつ目のケースは、子どもがまだ学生のため、交際を辞めさせて学業に専念してほしいというものです。
親としては、大事に育てた我が子が、学業を疎かにして恋愛に走ったり、交際相手のせいで道を外れたりするのではないかと心配な気持ちはありますよね。
そういった親心からの依頼です。
●結婚を考え直して欲しい
もうひとつ目のケースは、結婚を予定している相手と別れてほしいというものです。
親と結婚相手の相性が良くなかったり、相手の実家との関係が良くなかったり、親として祝福できない場合に依頼することがあるようです。
以上のように、大きく分けて、学業か結婚のどちらかが絡んだ依頼が多いようです。
●問題点
別れさせ屋の生の意見として、こういった親からの依頼の場合、夫婦間での意思疎通が取れていないことが多いそうです。
二人で依頼をしに来ても、その場で意見の違いから喧嘩を始める夫婦もいるようです。
また、子どもの恋愛観や環境が、親の時代とは大きく変わっているため、まずは子どもの意思を尊重するところから始めるのが別れさせ屋ができるアドバイスだそうですが、真摯に説明してもなかなか受け止めてもらえないことが多いとのことです。
ただし、依頼を受けないのかと言われればそういうことでもなく、子どもの意見を受け入れた上で、別れた方が自分は幸せになるということを、自ら考えさせることがこのパターンの必勝法のようです。
この、「子どもの意見を受け入れる」ということが難しい親が多いことが問題点のようですね。
●まとめ
親が別れさせ屋を利用する場合は、子どものことを真っ向から否定するのではなく、一旦尊重し、受け入れることが最も重要だということが分かりました。
これが難しい依頼者の場合は、プロである別れさせ屋に全て委ね、できる限り口出しはしないことが、別れさせへの近道になるでしょう。