最近は親が子供の別れさせ工作を依頼することも多いようです。「今の彼氏と付き合っていては、学業の妨げになる。」「結婚相手として価値観が合わない。」「相手の家柄が気に食わない。」等々。実際の依頼内容には、この他にも様々な理由と背景があります。大きく分けて2パターンあるように思います。子供の年齢が若い場合と結婚適齢期の場合です。前者の場合には「勉学の妨げ」「将来のため」等の理由が一般的。後者の場合は「結婚相手の家柄」等が問題になります。実は親が別れさせ工作を依頼する時に、工作がうまく行かないことがあります。別れさせ工作を成功させるために、親が知っておいてほしいこと2つをここで紹介します。
■子供のことはよくわかっていると思う親「自分の子供のことは、親である私が一番よく分かっています。」そう言う親は少なからずいます。果たして本当にそうでしょうか。子供の一番近くにいるのは、確かに親かもしれません。しかし「灯台下暗し」という言葉があるように、近くにいるから知っていることにはなりません。家族だからこそわからないことも多いのではないかと思います。調査を進めていくうちに、思ってもいないような事実を知ることがあるかもしれません。別れさせ屋に依頼した時点でそう言ったことは想定内という気持ちで臨んでいただきたいです。
■母親と父親前記した「近くにいるほどわからない。」といった内容と重なる部分がありますが、夫婦にも同じことが言えます。依頼者が夫婦である場合、二人の意見が食い違うことが多いのです。子供に対する見方、子供の性格、子供の恋愛等全てにおいて夫婦の意見は異なります。もちろんこの世に自分と同じ人間はいませんから意見が異なるのは当然でしょう。しかし、依頼する時点で対立する2つの意見をまとめるのは困難です。別れさせ工作が間違った方向に行ってしまいかねません。依頼する前に夫婦で話し合いを行ってほしいと思います。おそらく目的はひとつ「子供の幸せ」にあることは間違いないと思います。そうした目的のもとに話し合いをすれば、夫婦間の意見の衝突を避けられるのではないでしょうか。