「子供の生き方にどれだけ介入すべきか」

投稿者: | 2016年3月6日

子を持つ親であれば、常に悩みの種となるのが、子供の生き方にどれだけ親が介入してよいものなのか、ということではないでしょうか。まだ小さい内であれば、正しい道を教えてあげて、全うな生き方ができるように教育することは当然です。

でもある程度は分別ができる年齢になってからは、子供の意思を尊重しなければならない場面もでてきます。その代表的なものが恋愛です。誰を好きになって、誰と付き合っていくか、こればかりはその人の判断が尊重されます。

いくら親であっても、あの人と付き合いなさい、あの人とは別れなさい、などと言うことはできないでしょう。ただ、もし誰が見ても悪い人と付き合ってしまったら、みなさんはどうされますか?おそらく遠まわしに説得することぐらいしかできないと思います。

でも恋は盲目となりやすいため、言う事を素直に聞けません。そこで最終手段として利用を検討するのが、別れさせ屋の存在です。別れさせ屋の仕事は、とある夫婦やカップルを、横から介入し何かしらの工作をすることで別れさせることです。それは、何も当事者からの依頼に限りません。

時には、知人や会社関係者、そして当然親御さんからも依頼を受けることがあるのです。ただ、本当に良識的な方であれば、利用することに心を痛めることでしょう。冒頭にも書きましたが、自分の子にどこまで介入すべきかどうかは判断が難しいところです。しかしこれは完全な介入です。

もしその結果、その子のためになればよいのですが、本当に良い方向に転がるかなどは、誰にも分かりません。実際に別れさせ屋を利用したことがある親の立場の方は、本当に悩みに悩まれた方が多いはずです。ただ、それだけ親が子を思う気持ちも、同時にはかなく愛おしいものであります。

恋愛は自由だと言います。しかしその相手があまり好ましい人ではないこともあります。そんな時、周りの人はそのまま突き進むことに心配しますし、アドバイスも送りたくもなるでしょう。ましてや親の立場であれば、それは顕著に表れます。親が願うのは、いつだって子の幸せです。

別れさせることが本当に幸せにつながるのかどうか十分に見極めなければなりません。