いつまで経っても子供は子供

親は人生経験も長いですし、様々な人の出会いを通じて若い人よりも人を見極める力があるものです。自分が大切に育ててきた息子や娘がとんでもない人と付き合って、しかも結婚したいと言ってきたら親としてはいても立ってもいられないでしょう。

「恋は盲目」というようにどれだけ説得しても頑として別れない場合もありますし、無理やり別れさせようとしても駆け落ちしてしまってどうすることもできないこともあります。また娘を持つ親は娘が暴力を振るわれていることに気づく場合がありますが、ドメスティック・バイオレンスの被害に遭っている女性は、とかくその事実を隠したがるものです。

本人に言っても別れたがらない、でもこのままでは自分の子供の将来が心配だ。そんな親が駆け込むのが別れさせ屋といってもいいでしょう。もちろん恋愛は自由ですし、それぞれ誰と一緒にいるかを決めることはできますが、常に正しい選択ができるわけではありません。

付き合っていくうちにどんな人となりなのか、また意見の衝突などで自然消滅してくれれば問題ありませんが、深入りすればするほど上も出てきて別れにくくなっていきます。そこで対象者、もしくは対象者の恋人や配偶者に自然な形で近づいて関係を終わらせるように仕向けるのが、別れさせ屋なのです。性別にかかわりなく単に別れさせるということが目的であれば、ほとんどの場合工作員を用いてときめきのある出会いを演出し、恋心を抱かせることで対象者から離れさせるようにします。

もちろん肉体関係を持つことは売春行為などに匹敵してしまう場合があるので、大抵の事務所は他の方法で気持ちを惹きつけるようにするようです。またDVを受けている場合は暴力の証拠などを手に入れ、警察に突き出すということもできます。大人と言っても親にとっては大事な子供。一緒にいるパートナーも賢く選んでほしいという思いが別れさせ屋に足を運ぶという行動につながっているのでしょう。

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